
今回おすすめするのは、セルゲイ・プロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエット」です。
知らぬ人はいない「ロメオとジュリエット」。言わずと知れたイギリスの劇作家シェイクスピアの戯曲です。
まず、作曲家を軽くご紹介しましょう。
セルゲイ・プロコフィエフは、1891年にウクライナでロシア人としてうまれました。(1953年没)
ロシア革命を嫌って西ヨーロッパで亡命生活を送っていたのですが、1933年、15年ぶりにソ連に帰り、そのころにシェイクスピアの戯曲に夢中になってしまうのです。
「ロメオとジュリエット」はもちろん悲劇的な終わり方をするのですが、当時の共産国の当然の要求(そうなの?)としてハッピーエンドとさせられたんだそうです。ジュリエットが生きているのにロメオが気づくらしい・・・。
私としてはハッピーエンドが好きなのでそれでも一向に構わないですが、やっぱりちょっと変ですよね(笑)。
ということで、今の形になるまで何度か書き換えられたそうです。
この人には、ピアノ協奏曲や交響曲、バイオリン協奏曲など多数の作品があるのですが、やはりよく耳にするのはバレエ音楽かな。
「ピーターと狼」(何かのコマーシャルで使われてたなあ。)「シンデレラ」は、ご存知の方がおられると思います。
では、作品について。
舞台は中世のヴェローナ。(現在のイタリア。シェイクスピアがイギリスの人なのでイギリスが舞台かと思っていました・・・。にしては変わった名前だなって。)
モンタージュ家のロメオとキャピュレット家のジュリエットの結ばれない恋のお話。
このようなお話を読むと、「恋」と「愛」ってやっぱり違うよね、って思います。
この二人はまだとっても若くて純粋で、一途だったのでしょう。
そのかわいらしく若々しい様が、曲の至るところできらめいています。
とくに、CDを再生していの一番に聴こえてくるメロディー。
これから始まる美しくそして切ない(ほんとは切ないどころじゃないけど・・・)恋の予感が心に染みわたります。
恋に恋する夢見がちなジュリエット、つっぱっていながらもまだまだ子供だったロメオ。
華やかな舞踏会の様子。猛々しい決闘、そして悲しすぎる結末。
目をつぶって聴いていると、その場面場面が頭に浮かんできます。
もし暇があれば、お話を読んでから聴いてみてください。より一層鮮明に思い描くことが出来るとおもいます。
ちなみにのソフトバンク(旧ボーダフォン)のコマーシャルに使われているのは、第4幕:舞踏会の場「騎士たちの踊り」です。
同じものはありませんでした・・
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